ウルセラの仕組みを解説

ウルセラはHIFU(ハイフ=High Intensity Focused Ultrasound)と呼ばれる、高密度焦点式超音波エネルギーを使用してSMAS層(存在性筋膜)
への照射を行ないます。このHIFUは、もともと前立腺ガンや婦人科の治療に使用されていました。その仕組みを応用して、しわ取りやたるみ解消の美容施術に用いられるようになりました。

HIFUで照射した部分では組織の収縮が起こり、その作用により肌が引き上がります。また、この収縮した部分では、修復を行なおうと大量のコラーゲンが生成されます。これら一連の流れにより、施術の直後から肌が引き締まりたるみは解消されます。また、コラーゲンが生成されることにより、時間が経過しても効果が維持し続けるのです。これは、人間の創傷治癒能力を活かした施術と言えます。

従来の美容医療機器では、SMAS層(存在性筋膜)に熱エネルギーを伝えることが難しかったのですが、ウルセラは焦点式なので、狙ったポイントのみを高密度に照射することが可能です。作用の違いを比較するために、サーマクールがよく用いられていますが、両者は熱が伝わる深さが異なっています。サーマクールは表皮や真皮深層、およそ2.5mmの深さに作用して熱エネルギーを伝えています。これに対してウルセラは、それよりも深い4.5mmの範囲まで熱エネルギーを伝えることが可能です。

ウルセラの照射範囲は、約1mm~1.5mm刻みの非常に細かな間隔になっており、熱エネルギーを1点に集中させ、狙った部分のみの照射が行なえます。狙った部分以外の細胞や、皮膚にダメージを与える心配はありません。SMAS層(存在性筋膜)だけでなく、真皮深層や皮下組織にも焦点を合わせ施術が行なえるので、あらゆる深さにある肌ダメージを改善することができる、まさに理想的な美容医療機器と言えるでしょう。